『解体新書』は、正確な人体解剖図を日本語で解説付きで出版した初めての書物として、日本に大きな衝撃を与えました。この解剖図を描いたのが、青柳家と姻戚関係にある角館出身の下級武士、小田野直武です。

彼は西洋の陰影法を取り入れ、後の洋画界に大きな影響を与えた秋田蘭画の確立に寄与しました。

身分制度が厳しかった当時、"体を切り開くとすべての人間は平等である"というメッセージを胸に.虐げられた者達の為に"真実とは何か"を追求し、それが幕府の逆鱗に触れ閉門蟄居となりました。

時代に翻弄されながらも、秋田蘭画という新たな視覚文化を切り拓いた直武の偉業は後の日本人のものの見方を変える大きな礎を作りました。


「解体新書発刊250周年 × 武家屋敷青柳家全面公開40周年記念」

PUSHIM/DOZAN11a.k.a三木道三
～直武の思想とレゲエの精神が響き合う夕べ～

250年前、小田野直武が『解体新書』の解剖図を描き、平等と真実を追い求めたその志は、時を越え、現代にも通じるメッセージを伝えています。直武が体現した「全ての人間は平等であり、真実を追求することに価値がある」という思想は、レゲエが持つ「愛」「平等」「自由」を歌い上げる世界観と見事にリンクします。

青柳家40周年という節目とともに、直武が伝えたかったメッセージを音楽の力で皆様に届けるべく、時代を超えて響き合う思想と音楽に浸る素晴らしい時をお届けします。

日時:2025年3月23日（日）
会場:大仙市中仙市民会館　ドンパル　秋田県大仙市北長野字袴田95
開場14:00 開演15:00 終演18:00

出演PUSHIM[Pquartette]、DOZAN11aka三木道三、BUCK SHOT、RUSHHOUR
前売3000円 　
当日3500円 　
18歳未満前売　100円　　
18歳未満当日　500円　　
※未就学児入場不可
ローソンチケット　Lコード:21444